先週世界を震撼させる出来事が起こりました。NHKニュースを二ヶ国語でボーっと見てるとビルに飛行機がぶつかって行く映像が流れてきました。映画か何かの一場面かと思っていると実際に起こった事件の速報でした。しかも時間を追うごとに被害は拡大していくばかり。ビルの倒壊など信じられない光景に言葉もありません。
今回の米同時テロで未だ行方不明の方々が一日でも早く見つかるようにお祈り致します。また亡くなられた多くの方々には心よりお悔やみ申し上げます。私に実際にできる事と言えば祈る事と募金くらいです。ニュースで情勢を見守るしか出来ないのが歯痒いです。
ブッシュ大統領は報復に向けての準備を着々と進めています。今回のテロを匿ったり支援した国も対象となると聞いています。どうか罪の無い一般市民を巻き込むことの無いよう、慎重に議論して頂きたい。同じ地球上に住む者同士殺しあう事ほど愚かなことはありません。今回のテロは特定グループによる犯行とされています。行き場のない怒りをアラブ系の移住者に向けるのは良くありません。
いま書店に並んでいるFLASHにテロ事件の写真が載っていました。事件の爪痕の凄まじさに正視できません。FLASHに載っている写真はニュースでは見なかったものなので、実際にこんなに酷かったのかと驚きました。なんでこんな事が起きたのでしょう。どうしてこのテロを喜ぶ人々がいるんでしょうか。
昔から民族間宗教間の争いは絶えないものです。わたしも数年前まで知りませんでしたが、イスラム教もキリスト教も元は同じようなものです。
マホメッドは若い日にユダヤ教やキリスト教に接し、聖書の教える唯一神、創造神こそまことの神であると思った。ただ、その神(マホメッドによればアラー)は、彼マホメッドを最終・最高の預言者と選び、彼に究極的な啓示を与えた、という。それを記したものがコーランである。それで、イスラム教においては、旧約聖書にあらわれる信仰の偉人たちを尊敬する。エルサレムの南方三十キロにある町ヘブロンにはアブラハム一族の墓があるが、ここはキリスト教にもユダヤ教にもイスラム教にも聖地である。イスラム教では、イエスもまた"預言者の中の一人"として尊敬する。
(『聖書おもしろ辞典』千代崎秀雄 著より)
モーセの十戒を核とした律法に基づくユダヤ教、イエスを神の子とみるキリスト教に対し、イスラム教ではマホメットこそが神から遣わされた最も優れた最後の預言者なのだ。・・・・・・人間に歪曲されてしまった旧約聖書、新約聖書ではなく、アッラーを唯一絶対の神とするコーランこそが正しい聖典と考えている。
(『天使のひきだし』視覚デザイン研究所 編より)
「宗教」、「神」とは一体何なのでしょう。今回改めて疑問に思いました。どうもまとまりのない文章になりました。何が言いたいのか自分でも良くわかりません。思ったことをそのまま書きました。
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